<1月5日>(木)
○今年も出ました!バイロン・ウィーンのビックリ大予想2012年版です。
http://finance.fortune.cnn.com/2012/01/04/byron-wiens-surprises-of-2012/
○せっかくですから、ごく簡単な訳を10位まで付けておきましょう。
1.シェールガス革命で転機到来。リビアとイラクの増産、世界経済の減速効果もあって石油価格は1バレル85ドルに低下。
2.米国企業は業績好調でS&P500指数が1400超え。資源価格低下とコスト削減努力が寄与。
3.米国経済の成長率は3%超え、失業率は8%割れ。石油安と株高で個人消費が復調。
4.オバマ大統領が、ロムニー候補を破って再選。反現職機運に乗って、民主党は下院で多数を奪回するも、上院では過半数割れ。
5.欧州は債務危機への包括プランを編成し、通貨ユーロは維持される。ギリシャは債務再編へ。金融システム崩壊は回避するが、不況は続く。
6.ハッカーによる銀行荒らしが勃発して、G20が緊急会合。
7.投資家は、経済運営が賢明なスカンジナビア通貨、豪ドル、シンガポールドル、韓国ウォンを選好する。
8.米議会に危機感が芽生え、与野党は大統領選挙前に支出削減で合意。ブッシュ減税は延長へ。
9.「アラブの春」がシリアにも飛び火。アサド一家の支配が終焉。
10.経済成長続くも、株式市場が低迷してきたエマージング諸国が活況。中国、インド、ブラジルの株式指数は二桁上昇。
○昨日紹介したユーラシアグループの「Top 10 Risks」が悲観論の典型ならば、こちらは楽観論の典型といった風情がありますな。両方が出揃うと、新しい年が始まったという気がします。
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