2012年12月30日日曜日


熊本

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韓国レポート

 第二次大戦後、北緯38度線で分断されたユーラシア大陸東端、朝鮮半島の国。アメリカ合衆国やフランス共和国などと同じ民主主義という意味の「共和制」国家である大韓民国、民主主義の共和制と称する国家であっても、権力の移譲が行われず独裁化し実態として民主主義ではない朝鮮民主主義人民共和国の2国。

 先史→新羅→高句麗→百済→新羅による三国統一→渤海→後三国時代→高麗→朝鮮。李氏朝鮮として14世紀からは明、その後は清に服属、朝鮮半島をめぐる日清戦争の結果、下関条約により大韓帝国として初めて1897年に独立した。1910年の日本による韓国併合までは、専制君主国であった。日本の

 君主が存在しても民主主義(国民主権)であるグレートブリテン王国、オランダ王国、日本などは、国家は憲法や慣習で君主の権限を制限し、民主主義と両立させている。


4人の外国人が見た韓国併合前の朝鮮


・違い



37 日本・・・国会が二院制 
  韓国・・・一院制


46 日本・・・島国。 
  韓国・・・大陸とつながっている。 

47 日本・・・徴兵制がない。
  韓国・・・徴兵制がある。

48 日本・・・ほぼ単一民族で一つの国家を形成している。
  韓国・・・ほぼ単一の民族が、2つの国家に分断されている。

49 日本・・・韓国を支配していた時期がある。
  韓国・・・日本に支配されていた時期がある。
※ この意味を、日本人は「過去のこと」と忘れて、もしくは忘れようとしはいないか?この時期の影響が、韓国の中に色濃く残っている以上、日本人も忘れてはいけない。傷つけられた人が忘れた時、傷つけた方も忘れてもよい権利を得るのだ。

2012年12月29日土曜日

フォークランド紛争に思う


フォークランド紛争に思う(慶大名誉教授・気賀健三 昭和57年5月26日掲載)
2012.10.20 08:26 (1/3ページ)
英国支持の立場を表明せよ

 フォークランド諸島事件が不意に発生してから、今日まで日本の反応はどうであったか。イギリスが国連安全保障理事会にアルゼンチンの非を訴え、その占領軍の即時撤退の決議を要求したとき、政府は、これに賛成の一票を投じた。が、イギリスがアルゼンチンに対する経済制裁への同意を求めたとき、政府の態度は必ずしも明白ではなかった。

 現在にいたるまで政府の態度は、イギリス支持を明言してきたアメリカやEC諸国ほど、割り切ったものではない。イギリス支援の諸国の方針につけこんで、火事場泥棒のような行為をしないよう関係業者に注意を求めている程度であって、対アルゼンチンの経済制裁については、EC諸国と同調するところまでは踏み切っていない。

 イギリスからみれば、このような日本の態度はリップ・サービスのみで、実質的には模様ながめの態度と受けとられ、友好的信頼をえているとは思われない。一方、アルゼンチンからみれば、国際的に不利な立場に置かれていることもあり、日本の模様ながめには半分の期待をいだくだろうが、決してあてになる国とはみないであろう。

 日本にとって、地理的に非常に遠く政治的に特殊の関係を持っているわけではない島に関する紛争について、いずれの国の主張が是で、いずれの国のそれが非であるかを、割り切って断定することを得策と考えていないのかもしれない。

 しかし、領土の支配権をめぐる二つの国の争いは、もし紛争が大きくなれば国の命運にも響く問題である。その平和的解決が国連により試みられているというのであれば、これを見守るのは、政府にとって賢明な策かもしれない。が、現に両国の間に戦闘が交えられる事態を考えれば、日本は信義と公正の念をもって、侵略国アルゼンチンの反省を求め、イギリスの正義の戦いを支持する立場を表明すべきではないか。


国家主権の尊厳を守る行動

 というのは、今度の戦いは既往の経過はどうあれ、アルゼンチン側の一方的な武力行使による領土の占領である。その不当なることは、北方四島のソ連による占領、韓国による竹島の占領と何等かわるところがないからだ。政府は、この占領の不当に対し抗議はしたが、あえて国連に訴える能力を持たなかったし、武力で取りかえす力も意欲も喪失したままである。

 しかしながらイギリスが、大艦隊を派遣してフォークランドを包囲し、侵略という不法行為を絶対に許さぬという断固たる行動に出たことは、わが国にとって重要な教訓となる。しかも、フォークランド諸島の最終的帰属については、イギリスは必ずしも自国領有を固執せず、島民の意向の尊重を第一に考慮しての解決を求めていると伝えられる。

 イギリスはアルゼンチンの暴力の非を挙げ、自衛の措置にでた。これは戦争という大きな犠牲と経済的負担を超えて、イギリスの国家主権の尊厳を守ることの重要性を感じたからにほかならない。

 第二次大戦後の日本は、領土を侵されてもあえて抵抗せず、船や人が捕らえられても、すべて非はわれに在りといわんばかりの態度で、ひたすら釈放を待つに過ぎなかった。

 しかし、平素からわが領土、わが国民、わが権益が不法に侵されることのないよう、防衛の武力を用意しておかなければ、他国の侮りを招くことが多い。日本人が侮りを受けぬだけの自主独立の気力さえも失われることを、わたくしは憂える。

 この憂いは、フォークランド事件に対する日本の多数のマス・メディアの論説についても当てはまる。どの一つとしてイギリスの立場に賛成したものはなく、その立場は傍観的である。力に対して力をもって報いるのでなく、平和的解決を望むという当たり障りのない文章ばかりだ。

 暴に向かって暴をもって報いることを、わたくしは好むものではない。が、国際間の紛争において、国に武力の備えがあり、不当の侵略に対して防衛する用意と気力を持つことは何よりも大切であることを知らなくてはならぬ。


平素の信用の大事さを知れ

 日本国憲法に平和憲法の名をつけ、戦力不所持を礼賛するひとたちは、他国の信義と公正の念に信頼して日本の平和と安全が守られると思っているのであろうが、そうであれば、なおさらアルゼンチンの乱暴に対して非難と抗議を呈すべきだと思う。ところが、むしろイギリスの対抗行為に批判の眼を向けている。矛盾もはなはだしい。

 さらにつけ加えて、わたくしのいいたいことは、外交交渉に武力を振るったアルゼンチンを非難するイギリス側の対抗行為に対して、アメリカをはじめEC諸国が一致してこれを支持する態度を明らかにしていることだ。これは単にECという地政的な結びつきだけがその理由となっているのではあるまい。経済的な利害計算の結果のみでもあるまい。

 イギリスの平素の国際的信用が大きな意味を持っているのではないか。それなくしては、いかに近所づきあいが親密であろうと、危急に際しての一致の支持はありえない。

 顧みて、日本のある島が侵略された場合に、日本と親しい国々が、はたして歩調をそろえて日本を支持してくれるであろうか。日本はそれに値するだけの国際的信用を平素からかちえているであろうか。わたくしは、それを憂える。(きが けんぞう)

                   ◇

 【視点】1982(昭和57)年4月、アルゼンチン軍が突如、英国領のフォークランド諸島を占拠した。これに対し、英国のサッチャー政権は奪還に向けて大艦隊を派遣した。この気賀論文は、米国の調停が失敗し、英軍が本格的な上陸作戦を開始した時期に書かれた。英国の断固たる行動を支持し、態度を決めかねていた当時の鈴木善幸内閣にも、米国やEC諸国にならって英国を支持するよう求めた。

 気賀氏は戦後日本が北方領土や竹島を外国に不法占拠されたまま、取り返す力も意欲も喪失してしまったと憂え、不当な侵略に対して防衛する用意と気力の大切さを訴えた。中国が尖閣諸島奪取を狙って動き出した今日の危機的状況を予測していたかのような正論だ。(石)


2012年12月9日日曜日

大河「平清盛」視聴率ワーストワン確実に テコ入れも不振の“理由”は



産経新聞 12月9日(日)16時20分配信
 視聴率の低迷にあえぐNHK大河ドラマ「平清盛」が今月23日で最終回を迎える。汚いと批判のあった画面を改善したり、人気俳優の起用、解説番組の放送などのテコ入れもむなしく、初回から第47回(2日放送)までの平均視聴率(関西地区)は11・7%と大河としては異例の低さだ。残りの放送はあと3回。ワーストワンを“回避”するためには各回とも約35%の視聴率が条件。大河史上ワーストの平均視聴率13%を下回るのは確実になった。(横山由紀子)

 ■苦情590件 大河50年記念のはずが…

 今年は大河ドラマが始まってちょうど50年目の節目だけに力が入っていた。手堅い幕末や戦国時代ものではなく挑戦的な意味合いもあった。

 平安時代末期を舞台に、平清盛という歴史上の“アンチヒーロー”を主人公に据え、土埃の舞う都の雰囲気や宮中行事を綿密に描くなど、「リアルな平安時代」をコンセプトに始まった。

 ところが放送開始早々の1月、「画面が汚い」と、清盛ゆかりの兵庫県の井戸敏三知事が発言。逆に話題になって視聴率がアップすることもあるが、違った。NHK広報局によると、視聴者からも「画面が不鮮明で見づらい」などの厳しい意見が1月中に590件寄せられたという。

 ■あの手この手の試みも…

 2月以降は、色彩の明暗をくっきりさせるなど映像を改善。このほか、視聴者には馴染の薄い平安末期という時代や平家、源氏、朝廷の入り組んだ人間関係が複雑で分かりにくいとの指摘に対して、冒頭に歴史的背景や見どころを詳しく解説したり、相関図の表示、人物名のテロップを繰り返し流すなど対応。また、平安末期という時代を読み解く解説番組を別に放送するなど、テコ入れに励んできた。

 さらに、番組の磯智明チーフプロデューサー自らが、放送と同時進行でツイッターで解説を行う試みを実施。ツイッターそのものは注目を集めたが、視聴率アップにはつながらなかった。

 ■視聴者ニーズとの間にギャップ

 関西大学の黒田勇教授(メディア文化論)は「平安末期という視聴者が見慣れない時代設定も要因のひとつ。これまで数多く取り上げられてきた安土桃山、元禄、幕末から明治維新の時代は、歴史的な知識があり、何度見ても面白く感じることができる」と分析する。

 黒田教授は、「日本人は大河に壮大なファンタジーを期待するもの。しかし、薄汚れた衣装や都の土埃、かすんで不鮮明な映像の今回の作品は、王朝ものはきらびやかであってほしいという視聴者ニーズとの間にギャップがあった。映像でのリアリティーの追求は、新しい大河の地平を切り開いた意欲作として評価できるが、視聴者がその水準に追いついていなかったともいえる」と話す。

 今作の放送に合わせ、清盛ゆかりの観光地を盛り上げようと今年1月にオープンした神戸市の「歴史館」(神戸市兵庫区)を監修した園田学園女子大学の田辺眞人名誉教授(歴史学)は「清盛をめぐる個々人の愛憎や怨念に終始した心理ドラマを見ているようで、清盛の国づくりの思いや戦の成り行きなど歴史的なものが見ることができず残念だった。しかし、かつて清盛が改修した港・大輪田泊(同)があった場所には多くの観光客が訪れ、歴史館の入場者数も当初予想の20万人を上回った。地域振興という大河がもたらす効果はあった」と話している。

 ■低迷のまま最終回へ

 ついに10月21日放送の清盛と後白河法皇の確執を描いた第41回「賽(さい)の目の行方」では、関西の平均視聴率が7・5%と、記録がある平成6年以降で過去最低となってしまった。この回までの6週間、1桁台が続いていた。

 初回から第47回までの関西の平均視聴率11・7%。この数字は、過去最低だった「春の波濤(はとう)」(昭和60年度)の13・0%からも引き離されている。

 NHKとしても、次なる大河「八重の桜」に期待をかけるほかなさそうだが、主演を務める女優の綾瀬はるかさんには、大きなプレッシャーがのしかかりそうだ。綾瀬さんは同志社大学を創設した新島襄の妻・八重を演じ、来年1月6日から放送がスタートする。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関西地区)